「投資の3M」って何?
「投資苑」の著者であるアレキサンダー・エルダー博士が唱えた「3M」は、マインド (Mind)・メソッド (Method)・マネー (Money)の事です。
マインドとは心理、メソッドとはテクニカル分析、そしてマネーとは資金管理を意味しています。
これらは三脚の脚のようなもので、どれひとつ足りなくても、トレードに安定した成功を収めることはないと仰っています。
EA運用に当てはめると
マインド 勝っても負けてもコツコツ続ける精神状態を保つ事
メソッド 手法、つまり良いEAを手に入れる事
マネー 適正なレバレッジで、それぞれのEAに見合ったロット配分をする事
という事であり、どれも欠かすことが出来ない重要な要素です。
実は手法(メソッド)以外が重要
私が投資を始めたての時は、手法(メソッド)を探す事に重きを置きすぎ、他の2つ(マインド・マネー)を疎かにしていました。
しかし、他の2つは非常に重要です。
レバレッジ管理を怠ると口座資金を飛ばしてしまう事があります。
マインドが安定していないと、勝っている時に調子に乗ってレバレッジを上げてしまい破綻リスクを高めてしまいます。
逆に調子が悪くなると使用している手法(EA)に疑問を持ち始め、ロットを落としたり資金が減ることに嫌気がさし最悪はトレードを止めてしまいます。
マインドは一番重要でコントロールが難しい
メソッドは手法(EA)を手に入れてしまえば、それで完了です。
マネーはポートフォリオを組んでしまえば、それで完了です。
継続していかなければいけないのはマインドだけです。
3つの項目全て重要ですが、いちばんコントロールをすることが難しいのはマインドなのです。
マインドを管理するために重要な事
安定したマインドを保つためには、レバレッジを掛けすぎない。
一喜一憂しないというのが非常に大事です。
ドローダウンが来ても当たり前の事だと思い、自動売買の特性を活かしてトレード以外の事に関心を向けるというのが有効な手段かもしれません。