前回記事(ポートフォリオの組み方①)の続きとなります。
分散の重要性
ポートフォリオを組む上で大事なことは分散をさせることです。
分散をさせれば損失が同時期に起きにくくなり、ドローダウンを低く抑える事を期待できます。
では具体的にどのように分散させれば良いのでしょうか。
分散の種類
私が行っている分散は次のとおりです。
取引手法の分散 短期逆張りか順張りか。
高勝率(損大利小)か低勝率(損小利大)かなど。
取引時間の分散 スキャルピング・デイトレ・スイングの違い。仕掛けや
決済の時間が違うと分散効果があります。
作者の分散 同じ作者のEAはロジックがどうしても似通ってきますの
で、同じ時間にポジションを取ることが多い傾向にあり
ます。
通貨ペアの分散 それほど分散効果は期待できないと考えています。
なぜなら、リスクオンからリスクオフに切り替わるとき
は通貨ペアが違っても値が走る方向が同じだからです。
しないよりはマシという程度です。
分散をするにあたって重要な事
エントリーやエグジットポイントがなるべく被らないようにする事がドローダウンを抑えるためには大事です。
しかし実際のところポートフォリオを組んでみないとわからない事が多いので、私はバックテスト結果をエクセルで編集してEAのロット割り振りをしています。
一般的にはQuantAnalyzerを利用されている方が多いようです。